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【夢キャス】Existentialの演出がエモい話

夢色キャストについて

私が現在心の底から愛しているものに、「夢色キャスト」 という女性向けソーシャルゲームがあります。

個人的にはリズムゲーム要素に女性向けのドラマ・キャラクターとの親密度アップ要素がついてきている、という認識ですが、公式サイトを見る限りどうやら逆のようで。

というかリズムゲームの要素はABOUTページでは一切紹介されていなかったです。

 

夢色キャストのキャラクターと概要についてはこっちの動画

youtu.be

私の大好きなリズムゲーム要素についてはこっちの動画

youtu.be

をそれぞれご覧いただくと夢色キャストがどんなゲームかわかっていただけると思います。私はこのゲームが大好きです。

 

今回の話題はタイトルにあるExistentialについてです。

 Existentialとは何か

Existential とは、ゲーム内で期間限定で遊べる楽曲のタイトルです。

2018/9/11(火)メンテナンス後~9/19(水)13:59まで開催されるゲーム内イベント「JACK-The Eternal Darkness-」で初実装された、インストゥルメント楽曲です。

 

「JACK-The Eternal Darkness-」は、夢色カンパニーのライバル劇団である、劇団GENESIS(げきだんジェネシス)が公演をする演目で、切り裂きジャックがテーマの演目です。

今回の記事のテーマになっている「Existential」はその舞台の中で使用されるBGM という体の楽曲です。

 

「JACK-The Eternal Darkness-」の演目内容については、夢色キャストツイッター公式アカウントでストーリーが公開されているので、そちらをご参照ください。

 

 

 

 https://twitter.com/yumecast/status/1041265435575025665https://twitter.com/yumecast/status/1041265435575025665https://twitter.com/yumecast/status/1041265435575025665https://twitter.com/yumec

 

ast/status/1041265435575025665

 Existentialの演出がエモい話

ま~とにかくエモの塊をぶつけられたって感じでした。

楽器の構成がシンプルで良い

美しいピアノの曲です。バッキングにストリングスと、映画音楽のような重たいパーカッションとドラムが使われています。

雨のようにシトシトと奏でられるピアノと、物悲しいオブリガードを奏でるストリングス、重たくて壮大なパーカッション群が切り裂きジャックに怯える霧の街・ロンドンを思い起こさせます。

これだけ見ると本当にシンプルなのですが、このシンプルさが非常に効果的だったと感じます。

物理で殴れ 音圧で攻めてくる殺意

曲の冒頭はピアノだけ、その後すぐにストリングス、パーカッションが合流してきて、どんどんと音圧が上がります。

そして一番盛り上がるところで一発だけブラスが吠え、その後すぐピアノの静かなソロになって楽曲が終わる、という構成です。

 

この音圧の上がり方の迫力がものすごくて、特にリズムゲームをしている最中、楽曲の音量とボイス・効果音の音量を同じにしていると、ボイスや効果音がかき消えそうなくらいにブワーーーと音圧が上がります。

今までの楽曲にはありえない傾向だったと思います。

すぐ考えすぎるオタクなので、この音圧の上がり方やブラスの吠え方を聞いてしまうと「これが4回目ストーリーの最後に書いてあった湧き上がる殺意の演出というものか……」ということをすぐに考えてしまいました。

 

タイトルについて

タイトルになっている「Existential」日本語で訳すなら「実存する」みたいになるようです。

切り裂きジャックがいる」「殺意が胸のうちにある」などのワードと重ねると、なんとも言えない気持ちになります。

淡々と、ある。今まで見ていなかったけど。

楽曲と重ね合わせると、「そういうものが表に出てきてしまったとき」みたいな印象を受けました。どこまでもエモい…。

 

久しぶりの「純粋に美しいピアノ系インストゥルメント楽曲」

最近のピアノ系のBGM(Devil's Temptationとか僕に勇気があれば)は、個人的にはあまりヒットしなかったのですが、ここに来てめちゃエモなピアノ系BGMが来てくれてとても嬉しく思います。

 

今回のイベント「JACK-The Eternal Darkness-」では、「Existential」以外にも、ジェネシス全員が歌う楽曲「Dears for Fears 」が実装されたのですが、その感想はまた後日に…。

  

今回はこの辺でお開き。

ありがとうございました。