【夢キャス】悲劇の炎がアツくて最高って話
メインドラマ内で言及されていた「運命の刻-アーサー王最後の戦い-」の楽曲がついに遊べるようになりました。とっても嬉しいです。
あまり内容や経緯を語りすぎるとメインドラマのネタバレになるので控えますが、朝日奈響也くん推しとしては感慨深いです。
以下、楽曲の感想と配役についてのネタバレが含まれるので気をつけてください。
疾走するツーバス、こ、この感じは…!
この疾走する重たいツーバス…!暴れるドラム…!ハムバックめいた太くて重いギター…!
知ってる…!HOT CHORD CRISIS で聞いたことがある…!
と思ったら予想通り、HOT CHORD CRISIS の楽曲を提供してくださった方が書いた曲でした。
歌唱曲実装の事前告知があってから、「アーサー王伝説の曲だし、いうても夢カンだし、光嵐の日々みたいな荘厳で重たい曲で来るのかな?」と思っていたのですが、別の方向で重たい曲でした。最高。
夢色キャストのそういうところ好きです。
やっぱり7人歌唱曲は良い
人間の声って3人がユニゾンしてもかなりパワフルだなーと常日頃思っているのですが、そのだいたい倍の7人が一斉に、しかもハモりながら歌うのはとんでもなくパワーがありますね。
オケ自体にめちゃくちゃパワーあるので、連続で聞いてると息切れしそうになります。
でも聞いちゃう。
あと7人歌唱曲だと絶対に朝日奈くんが一番最初に歌うの本当に好きです。ありがとう。
歌う順番について
曲冒頭からサビにかけて、7人でソロを回してるんですが、今回ちょっと独特な順番だな、と思いました。
朝日奈(アーサー)→すばる(ギネーヴ)→仁(モルドレッド)→カイト(ガウェイン)→蒼星(ランスロット)→伊織(マーリン)→陽向(ベディヴィア)
の順だったと思います。
朝日奈→すばる→仁の順番、めちゃくちゃエモいですね…。
エモい理由はメインドラマあたりを読んでいただくとご理解いただけると思います。
今回のメインドラマ、本当に良かったのでぜひ読んでほしい…。
個人的に好きなパートについて
この曲は、サビが連続で2回来て終わってるのですが、このサビの1回目と2回目で調が変わってます。
1回目はAs-moll(変イ短調)、2回目がH-dur(ロ長調)です。
調が変わるつなぎ目のところのメロディを歌ってるのが、今回の主役、モルドレッド役の仁さんなのです。
踏みしめるように上昇して長調に向かっていくメロディは、絶対にアーサーを倒してやるっていう気概を感じて目頭が熱くなります。
その次に歌うのがガウェイン役のカイト、アーサー役の朝日奈、そしてその三人が一緒に歌って長調で終わる!っていうこの…!
これをドラマティックと言わずしてなんと言うんですか…。
短調から長調に登った先にいるのはガウェイン、それを打ち倒してアーサー王にたどり着く、というアーサー王伝説のカムランの戦いをなぞっているようで興奮しました。
きっと考えすぎですが。
譜面について
恋するミュージカルリズムゲームというだけあって、夢色キャストのリズムゲームは、いわゆる「譜面芸」と呼ばれる曲に沿った譜面の表現が見られます。
今回も個人的に おっ と思う譜面があったので紹介しておきます。
好きなパートの中でも紹介した、仁さんが転調をつないでるパート「この世の絶望なのか」の部分で叩く譜面です。
こんな感じの動きです。
「この世の」までは上半分を叩いていたのに、「絶望」のところで下半分を同時押し→内回りに叩く というのを左右1回ずつする という流れになっています。
こういう譜面を見ると考えすぎるオタクなので、
「あぁ~絶望を地面に叩きつけてどうしようもない怒りがグルグルしてるんだな~」などと考えてしまうわけです。
制作側はそんなこと1ミリも考えていないと思うのですが、私はこの譜面を見てそんなことを考えました。すごく楽しかったです。
今回はこの辺でお開き。
ありがとうございました。